山梨観光 12 塩沢寺

湯村温泉は1200年前に弘法大師が開湯したと言われている古い交付の温泉郷です。
信玄公のかくし湯の筆頭としてしられ、葛飾北斎の「勝景奇覧　甲州湯村」に描かれました。
そんな温泉郷の中心部に鎮座している寺院がこれからご紹介する塩沢寺。大きな寺ではないですが風情があります。ではでは。



塩沢寺は山梨県甲府市にある真言宗智山派の寺院で、山号は福田山。
毎年2月13日正午より、翌14日午後2時まで行われる厄除け地蔵尊大祭で知られており、地元では厄地蔵さんの名で親しまれています。
大祭の両日は昼夜を問わず大勢の参拝客で賑わうそうです。



【国重要文化財:地蔵堂】昭和24年に登録。
桁行4間、梁間3間の寄棟造りで、柱は全て円柱を使用しています。
屋根は現在茅葺型銅版葺の建築で、斗栱や木鼻彫刻など細部手法や全体構造から室町時代末期の建造物と推定されているそうです。



【西堂】