みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 33 羽黒山正善院 [寺社仏閣]

GWの山形、宮城、岩手の旅行も今日から3日目に突入。
3日目の一発目の目的地は、羽黒山の麓にある寺院さんからです。実はここ存在を調査していませんでした。向かっている途中に存在を知り、急遽向かうことに。

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荒沢寺(こうたくじ)は、山形県鶴岡市羽黒町にある寺院で羽黒山修験本宗の本山で、山号は羽黒山。
正善院が本坊です。本尊は大日如来・阿弥陀如来・観音菩薩になります。

この建物から道路を挟んで反対側に伽藍があります。

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この寺は崇峻天皇の皇子蜂子皇子(能除太子)によって開かれたと伝えられていて、出羽三山(湯殿山・月山・羽黒山)に対する山岳信仰・修験道の寺として古くから信仰されてきたそうです。
もとは真言宗を中心とする寺院であったそうですが、江戸時代に入ると天台宗に属することとなったのです。
明治初年の神仏分離に伴い延暦寺の末寺となり、第二次世界大戦後の1946年(昭和21年)独立して羽黒山修験本宗の本山となったそうです。

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先ずは仁王様がお出迎え。少し濃い目の仁王門が厳かな雰囲気を醸し出していました。

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仁王門を抜けた先にあるのが

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【大日堂】

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【国の重要文化財:羽黒山正善院黄金堂】

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いやぁ、寄って良かった良かった。次回はいよいよ国宝の建造物を拝観しに行きます。



エンダーのゲーム [映画]


【エンダーのゲーム:☆☆☆☆☆☆☆★★★】

1985年に出版された、オースン・スコット・カードによるSF小説の名作を実写化。昆虫型生命体と人類の戦争を終息させる能力と宿命を背負った少年の成長と苦悩が描かれる。監督は、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などのギャヴィン・フッド。『ヒューゴの不思議な発明』で注目を浴びたエイサ・バターフィールドが主人公のエンダーを好演、名優ハリソン・フォードやベン・キングズレーなどの実力派が脇を固める。宇宙船の艦隊が銀河を行く戦闘シーンなどのVFXビジュアルも必見。

という話。

VFXは素晴らしい映画でしたし俳優も良かった。それなのにヒットしないのは何故か・・・・。
それは、ただ単に話の展開が早すぎる事と主人公がビジュアル的にあまりにも幼稚に見える点でしょう。
予算がなかったのかは知らないけど、後30分は必要だった感じは否めない。展開が速すぎて感情移入が出来ない。NHK朝の連続テレビ小説並みの急展開。たぶん映画館でトイレに行って戻って来た人は「? 何でこうなってんの??」って感じだったでしょうね。
ただ、それ以外は良い感じでした。パート2はそんな事がないようにお願いします。本当に勿体無いので。








みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 32 封人の家と鳴子峡 [旅行]

そう言えば厳美渓の後、新庄市内のホテルまでの道のりで2箇所行っていました。
それをご紹介します。

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北上川水系の荒雄川(江合川)の支流、大谷川が形成したもので、一帯には白色凝灰岩が露出しています。
一帯には奇岩が卓越し、虫喰岩、夫婦岩、弁慶岩、屏風岩などの岩が見られる観光地で、一面に落葉広葉樹林が繁茂し、アカシデ、ミズナラ、カエデなどが見られ、特に紅葉の季節には多くの観光客が訪れ、人並みでごった返す。また、近くには鳴子温泉郷があり、中山平温泉がお膝元となっています。

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この辺りはこけしが有名だそうです。


もう一箇所が

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【封人の家~旧有路家住宅:国の重要文化財】
国境を守る役人の家のことで、仙台領と境を接する新庄領堺田村の庄屋家、つまりこの旧有路家住宅であったといわれています。

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元禄二年(1689年)俳人芭蕉は門人の曾良をともなって仙台領尿前の関を越え、出羽の国へと旅路を急ぎました。
しかし「大山を登って日すでに暮れければ、封人の家を見かけて宿りを求む。
三日風雨荒れてよしなき山中に逗留す」と「おくの細道」に綴っているとおり、大雨のためしかたなく、二泊三日、この家に滞在したといわれています。

という歴史のある旧有路家住宅でした。
駐車場の奥はこれまた素晴らしい景観でした。車で走っていると急に飛び込んで来たので、Uターンして行きました。二度と通らない場所だろうし、このような場所は見落とさないようにしないと。

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湿原の広がり桜と水仙が絶好の見頃を迎えていました。
次回は、羽黒山に向かいます。


みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 31 厳美渓 [旅行]

今日は岩手県の観光地の中でも人気のスポット【厳美渓】をご紹介します。

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いかにも観光地って街並みです。

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厳美渓(げんびけい)は、岩手県一関市にある磐井川中流の渓谷。栗駒山を水源とする。全長2キロメートル。1927年(昭和2年)に国の名勝及び天然記念物に指定された。
なお、同市内の東部に(国の名勝)猊鼻渓という地名が類似した渓谷があります。
さて、どんな渓谷かと言うと・・・・

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古くから景勝地として親しまれており、一帯を治めた伊達政宗もこの地を賛美している。1877年(明治10年)8月には、明治天皇が東北巡幸の際に立ち寄っているほか、近代の文人、幸田露伴もこの厳美渓を訪れ、紀行文を記している。古く都として栄えた平泉に近く、戦後になって平泉が観光地として人気が出たため、それに伴い、厳美渓も観光客が急増した。現在も、年間約90万人が訪れる県南部有数の観光地となっている。

で、ここで有名なのが

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判り辛いですけど、空中を団子がざるに乗って滑降して対岸までやって来るという団子。
全く興味も沸かないのに、巷では有名らしく

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本当に長蛇の列ですよ。よくもこんなに並んで食べるなぁと思います。

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次回は、2日目の最終目的地の鳴子峡に向かいます。

みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 30 達谷窟毘沙門堂 2 [寺社仏閣]

達谷窟毘沙門堂のつづき。

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【鐘楼】
1615年に建立されたと伝えられているそうです。
「毘沙門堂、鹿島社と共に慶長20年(1615年)の建立と伝える。江戸時代には伊達藩が毘沙門堂と同時に屋根の葺き替えを行っていた事が記録が残る。かつては板葺で120寛(約450kg)の洪鐘を吊っていたが、昭和19年に戦時供出。昭和58年に新鋳した150貫(約563kg)の洪鐘を吊ると共に、屋根を銅板に葺き改めた。今でも五ツ(午前8時、辰刻)、九ツ(正午、午刻)、七ツ(午後4時、申刻)に昔ながらの打鐘で時を報せている。」

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【姫待不動堂】
鐘楼と同じ1615年に建立されたと伝えられています。
「悪路王等は京から攫って来た姫君を窟姫」に閉じ込め、「櫻野」で暫々花見を楽しんだ。逃げようとする姫君を待ち伏せした瀧を人々は「姫待瀧」と呼び、再び逃げ出せぬよう姫君の黒髪を見せしめに切り、その髪を掛けた石を「鬘石」と云う。姫待不動尊は智証大師が達谷西光寺の飛地境内である姫待瀧の本尊として祀ったものを藤原基衡公が再建した。しかし年月を経て堂宇の腐朽が著しい為、寛政元年(1789年)に当地に移された。桂材の一木彫で全国でも希なる大師様不動の大像である。制作年代は平安後期で岩手県有形文化財に指定されている。当地では「火之神様」と呼ばれ、火伏不動尊として信仰される他、眼病を治す御不動尊膝前に祀られる獅子頭は向って右から室町時代、左が江戸時代の作で達谷村の権現舞に使われたものである。」
この不動堂の裏側の軒下に、ムササビモモンガの巣穴がありました。


更に進むと金堂が見えて来ます。

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【金堂】
古くは、講堂とも呼ばれ、延暦二十一年(802年)に達谷川対岸の谷地田に建てられたが延徳二年の大火で消失しました。江戸時代に現在の位置に建てられた客殿が金堂の役割を果たしていましたが、明治初年の廃仏毀釈で破壊されてしまいます。昭和六十二年に再建に着手し平成七年に完成しました。桁行五間梁間六間の大堂で、後世に技を伝える為、昔ながらの工法を用いて建造されています。
本尊は真鏡山上の神木松で刻まれた四尺の薬師如来像になります。

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ここも記憶に残る厳かな寺院さんでした。
何年後かには世界文化遺産に追加登録されると思いますので、行って損はない場所です。

ここまでが、平泉世界文化遺産関係の旅行でした。ここから先まだまだ続きますが、それはまた次回以降に
(^^)。

次回は妙な事が大人気の渓谷をご紹介します。




みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 29 達谷窟毘沙門堂 [寺社仏閣]

毛越寺の前面道路を走る事10分ほどで到着したと思います。

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達谷窟(たっこくのいわや)は、岩手県西磐井郡平泉町に所在する毘沙門天を纏ったお堂です。
平泉の南西約6キロメートルに位置する。北上川の一支流太田川を西にさかのぼると、谷を分岐する丘陵尾根があり、その先端部に現在の天台宗達谷西光寺があります。

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達谷西光寺境内の西側には、東西の長さ約150メートル、最大標高差およそ35メートルにおよぶ岸壁があり、その下方の岩屋に懸造の窟毘沙門堂がありました。

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さらにその西側の岸壁上部には大日如来あるいは阿弥陀如来といわれる大きな磨崖仏が刻まれていました。
達谷西光寺の境内は神域とされ、喫煙や飲食、ペット等動物を連れての参拝が禁じられているようです。

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又、別当は達谷西光寺であるが、境内入口には鳥居が建てられており、神仏混淆の社寺となっていました。

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次回は更に境内散策をご紹介します。





今日から、宮崎帰省。その2 [旅行]

今日から、今年は2度目の宮崎帰省ですよ。
毎回そうなのですが、ユーミンの全国ツアーに併せて九州圏内で行われるライブに照準を合わせて帰省します。
今年は福岡と宮崎の時期なら休めそうでしたので、この2箇所のライブに参加して、それに伴って宮崎の実家に帰省します。
今年は父の日も重なっているので旅行にでも連れて行こうかと思い南九州を巡る旅を計画しました。

熊本県人吉市にある国宝の青井阿蘇神社と今回一繋ぎになった文化苑を拝観し、高千穂の峰で記念撮影し、霧島連山経由で霧島温泉郷で一泊。露天風呂が貸し切れるらしいので、事前予約し男女別で貸切ります。
野生の鹿や猿なんかも温泉に訪れるらしいので、非常に楽しみ(^^)
翌日、天気が良ければ霧島市から一気に鹿児島市内に下って桜島フェリーで遊覧し桜島観光し、鹿屋から都城経由で宮崎市内に戻りたいと思っています。
天気が悪ければ鹿児島水族館なんか行こうかと検討中。

本当は南九州市の方も行きたいのですが、時間的に余裕がないので残念。
知覧の武家屋敷や特攻基地なども行きたかったのですが、それはまた次回検討しようかなぁと。

まぁ、それでも梅雨のど真ん中で、しかも山間部の旅行ですから、天気の期待はしていないのですがどのような旅になる事やら・・・。

そして、今回の最大の目的は【YUMI MATSUTOYA 全国ツアー2013~2014 : POP CLASSICO】に参加する事。
これが今回のツアー最後になるかも知れないので、思い切りハッスルしたいと思います!!

各地の観光とツアーの詳細は、今連載している「みちのく旅行日記」の後にご紹介します。
しかも今回からは一眼レフになりますので、少しは写真もレベルアップするかもです。
(※まだ全く使い方が解らないのでどうなるものか・・・)


【明日着く】詐欺にご用心。 [ひとり言]

ネットである商品を購入した。

今日の午前中に必要だったものだったが、買いに行く余裕もなかったのうえ、ネットで本日の午前中に届くとの事だったので、入金を済ませて商品が届くのを待った。
今朝、ネットで到着予定時刻を確認したら、まだその商品の配達伝票番号が反映もされていない。

おかしいと思い購入先に電話すると留守電で出ない。
ネットにアクセスしても返事もない。
困り果てて、運送会社に連絡しても反映されておりませんので、受け取った営業所に確認して折り返しご連絡致しますとの事。

連絡が入った。

受け取り時に、本日の午前中では絶対に届かない旨を伝えたらしい。
しかし、それで結構ですと言ってその会社は発送を依頼したと記録に残っていたのだ。

どうも納得のいかない対応だとイラッとした。
届かないなら届かないと最初から「明日着く」なんて項目で販売しなければいいものだし、届かないなら僕も無理してでも買いに行った。
アマゾンや他のお店では明日着くを含み指定時間に届いていたので安心していたのだが、こんな事を簡単にやらかすショップがイライラする。
そもそもそのお店が福井県からの発送だったから本当に届くのか不審にも思ったのだけど、まさか本当に届かないとは・・・・。
先方も神奈川県から福井県までクレームを言いに来ないだろうと思っているのだろうね。
そしてその商品は今も届いていません。

皆さんも気をつけて下さいね【明日着く詐欺】。



みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 28 観自在王院跡 [旅行]

観自在王院跡。毛越寺の脇にある史跡です。

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観自在王院跡とは、岩手県の平泉に藤原基衡の妻が建設した寺院跡です。
「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の一部として世界遺産に登録されており、境内は「毛越寺境内 附 鎮守社跡」の一部として国の特別史跡、庭園は「旧観自在王院庭園」の名称で国指定名勝に指定されています。

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次回は、ここから10分くらいの所にある寺院さんをご紹介します。



高! [ひとり言]

先日、早い誕生日のプレゼントを頼み込んでデジタル一眼レフを買ってもらった(^^)v。
高いプレゼントでした。

条件は付属は自分で買うこと!
先日レンズフードを購入しました。まぁ、これは2000円くらいのものだったから気にしていないのですがね。
高!と思ったのは、SDカード。
ネットで調べてみると・・・、意味が全く分からない。というより理解出来ない。
要はclass10で、80なんちゃら以上のものを選び容量は16GBくらいのものだという。

ネットで調べると1000円くらいでもあるとか書いてあるのですが、どうせ買うなら・・・と思い、購入したのは6000円くらいするSDカードでした。class10で16GB、それに90なんちゃらでした。
連写時1秒間に4コマ撮影する場合、1コマ辺り20くらい必要なので80以上は必要らしく、この数字が低いとデータ移行が遅い為問題だとか・・・・?よく分からない。

しかし、これで一応は最低限は使用出来るようです。明日はカメラバッグなるものが届きます。

さぁて南九州の思い出はどのような映像になるものか・・・。


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