みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 32 封人の家と鳴子峡 [旅行]

そう言えば厳美渓の後、新庄市内のホテルまでの道のりで2箇所行っていました。
それをご紹介します。

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北上川水系の荒雄川(江合川)の支流、大谷川が形成したもので、一帯には白色凝灰岩が露出しています。
一帯には奇岩が卓越し、虫喰岩、夫婦岩、弁慶岩、屏風岩などの岩が見られる観光地で、一面に落葉広葉樹林が繁茂し、アカシデ、ミズナラ、カエデなどが見られ、特に紅葉の季節には多くの観光客が訪れ、人並みでごった返す。また、近くには鳴子温泉郷があり、中山平温泉がお膝元となっています。

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この辺りはこけしが有名だそうです。


もう一箇所が

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【封人の家~旧有路家住宅:国の重要文化財】
国境を守る役人の家のことで、仙台領と境を接する新庄領堺田村の庄屋家、つまりこの旧有路家住宅であったといわれています。

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元禄二年(1689年)俳人芭蕉は門人の曾良をともなって仙台領尿前の関を越え、出羽の国へと旅路を急ぎました。
しかし「大山を登って日すでに暮れければ、封人の家を見かけて宿りを求む。
三日風雨荒れてよしなき山中に逗留す」と「おくの細道」に綴っているとおり、大雨のためしかたなく、二泊三日、この家に滞在したといわれています。

という歴史のある旧有路家住宅でした。
駐車場の奥はこれまた素晴らしい景観でした。車で走っていると急に飛び込んで来たので、Uターンして行きました。二度と通らない場所だろうし、このような場所は見落とさないようにしないと。

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湿原の広がり桜と水仙が絶好の見頃を迎えていました。
次回は、羽黒山に向かいます。


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