夏の京都 21 平野神社 [寺社仏閣]

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【南門:京都府指定有形文化財】

平野神社は、京都府京都市北区にある神社です。
式内社(名神大社)で、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「桜」。

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【中門:京都府指定有形文化財】

京都市北部、大内裏(平安宮)北方の平野の地に鎮座しています。
古くは桓武天皇(第50代)の生母・高野新笠の祖廟として平城宮で祀られ、桓武天皇による平安京遷都に伴って大内裏近くに移し祀られたとされています。当社は皇太子守護の性格を持つ神社で、平安時代には例祭「平野祭」には皇太子自らによって奉幣が行われました。また、多くの臣籍降下氏族から氏神としても崇敬される神社でもありました。
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【拝殿:国重要文化財】

そして見たかったのが
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【本殿:国重要文化財】
本殿は4殿2棟からなり、江戸時代前期の寛永年間(1624年-1644年)の西洞院時慶による再建になります。
春日造檜皮葺の4殿には、それぞれ今木神(第一殿)、久度神(第二殿)、古開神(第三殿)、比売神(第四殿)が祀られています。
第一殿と第二殿、第三殿と第四殿はそれぞれ空殿を挟んで連結する形式を採っており、この当社独特の形式は「比翼春日造(ひよくかすがづくり)」または社名から「平野造(ひらのづくり)」と称されています。
うち第一・第二殿は寛永3年(1626年)、第三・第四殿は寛永9年(1632年)の造営になり、本殿2棟に並んで南側には摂社・縣神社1棟が鎮座しており、これら3棟の社殿は玉垣で囲まれ、祝詞舎・中門を共有しています。
また、中門の左右には回廊が接続している。これらの社殿のうち、特に本殿2棟は国の重要文化財に指定され、縣神社・中門は京都府の登録文化財に登録されています。

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小さな神社なのですが、流石京都の神社ですね。下調べした甲斐がありました!!

次回はこの神社よりちょっとだけ南に進んだ場所にある全国的にも有名で世界文化遺産にも登録されている神社に向かいます。


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