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みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 19 世界文化遺産 中尊寺 4 [寺社仏閣]

白山神社を過ぎて境内の中心部へと戻って行きます。

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程なくして辿り着くのがここ

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【讃衡蔵】
中尊寺ほか山内寺院の文化財を収蔵・展示する施設で、1955年に開館したのですが、現在の建物は開山1150年の2000年に新築されたものだそうです。
もと本坊本尊の木造阿弥陀如来坐像 (重文、中尊寺蔵)、峰の薬師堂にあった木造薬師如来坐像 (重文、願成就院蔵)、閼伽堂にあった木造薬師如来坐像 (重文、金色院蔵) の3体の巨像をはじめ、多くの文化財を収蔵展示しています。

これで境内の中心部はほぼご紹介しました。ここから戻りになります。

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中尊寺の鐘楼はもともと2階造りの鐘楼であったが、建武4年(1339年)の火災で焼失した。現在の梵鐘は康永2年(1343年)に鋳造されたもので、鐘身の銘文には建武の火災のことなどが記され奥州藤原氏以降の歴史を知る資料としても貴重なものとなっている。なお撞座の摩耗はなはだしく、今ではこの鐘を撞くことはほとんどない。鐘身は径86cm高さ113.2cm

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【大日堂】
大日堂は大日如来が安置されているお堂。大日如来は密教の教主で、宇宙そのものと一体と考えられている如来の一尊。大日とは「偉大な輝くもの」と言う意味で元々は太陽の光を意味し、その光明は光り輝き国や人を守るといわれている。遍く照らすところから、遍照とも呼ばれている。
なお中尊寺の大日堂は扉が開いており中を見ることができ、大日如来像の他、千手観音像や不動明王像も確認できる。

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峰薬師堂には中尊寺境内にある薬師堂と同じく薬師如来が祭られています。中尊寺で昔から売られている「目の絵馬」は、目のご利益があるとして有名ですが、その目の絵馬が売られているのが峯薬師堂です。峯薬師堂の札所では目の絵馬の他に目の御守りも販売されており、特に目に御利益があるお堂として有名な所です。

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不動堂はお不動様の呼び名で親しまれている不動明王を祀ってあるお堂。不動明王は、大日如来の仮の姿とされる明王で、右手に宝剣を持ち、どんな邪悪をも切って破り、左手の羂索(ロープ)では救いを求める人を搦めてすくい上げてくれると言われ、この世に生きる人間の過ちを直し、苦悩を取り除いてくれるとされています。
なお中尊寺では毎月28日が不動尊の縁日で護摩が焚かれる。

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これで境内はほとんどご紹介出来たと思います。

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朝イチに向かった中尊寺でしたが、既に第5駐車場まで満車でした。流石ですね!
帰ろうと信号を渡ろうとした時、気になる箇所が・・・ 行ってみると

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なんと武蔵坊弁慶の墓がありました。やばいやばい、見落とすところでした。
これで中尊寺は終了ですが、次回は番外編をちょこっとだけ。
その次に、高館義経堂や柳之御所跡遺跡、金鶏山、毛越寺とまだまだ続きます。





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