みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 3 瑞鳳寺 [寺社仏閣]

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瑞鳳寺(ずいほうじ)は、宮城県仙台市の経ケ峯にある臨済宗妙心寺派の仏教寺院で、山号は正宗山。
開山は清岳、開基は伊達忠宗、本尊は平泉の毛越寺より遷した釈迦三尊像。

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境内自体はそこまで古い寺院さんではないのですが、雰囲気は良かったですよ。新緑でここまで雰囲気が良いので紅葉シーズンは素晴らしいと思います。

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鐘楼。

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本堂。
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江戸時代初期の寛永14年に仙台藩2代藩主・伊達忠宗によって、藩祖・伊達政宗廟「瑞鳳殿」が造営された際に香華院として創建された寺院です。仙台藩から一門格の寺格を与えられ、経ケ峯に多くの末寺を持っていたらしいのですが、明治維新期の廃仏毀釈の風潮や廃藩置県による藩の後ろ盾の喪失によりことごとく廃寺となっていきました。1926年(大正15年)には復興されたが、現在は財団法人瑞鳳殿の管轄外となっているそうです。
境内には、高尾門や鐘楼、伊達忠宗寄進の梵鐘などのほか、殉死した家臣や、戊辰戦争および西南戦争での戦死者らの墓がある由緒ある寺院さんです。

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次回は、この寺院から10分くらいの所にある大崎八幡宮をご紹介します。



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