山梨観光 9 赤沢宿 2 [旅行]

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赤沢宿は重要伝統的建造物群保存地区として選定された現在でも、集落へ向かう車道は山肌を這うような見通しの悪い狭い道路しかありません。
大型車はおろか乗用車でさえ擦れ違いが困難でした。まぁ、田舎育ちの僕にはチョチョイノチョイでしたけど(^^)
路線バスは麓にある早川町乗合バスのバス停まで行く必要があり、大人の健常者でさえ徒歩15~20分程度かかる不便さです。

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ちょうど紫陽花が満開でした(※2014.7.20撮影)

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兎に角、小路に入ると道路にも苔が生えているので転げないように慎重に歩かなきゃって感じでした。
いやぁ、行くまでに結構時間はかかりましたけど、行った甲斐がありました。

次回からは、甲府市内の国宝及び重要文化財を所有している寺社仏閣を訪ねて廻ります。




山梨観光 8 赤沢宿 [旅行]

赤沢宿は、山梨県南巨摩郡早川町にある集落です。
日蓮宗の総本山である身延山と同じく日蓮宗の霊山である七面山に参拝する客の宿場として栄えた宿場町で、集落は重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

この場所への目的は重要伝統的建造物保存地区を観に来ました。
僕の実家は宮崎県の美々津町なのですが、その美々津も重要伝統的建造物保存地区に指定されています。

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【重要伝統的建造物保存地区:美々津】

美々津は他県にはない港町を中心にした建造物が残っている事が評価されての指定でしたが、赤沢宿は講中宿を中心とした宿場町が評価されての指定。目的地に着くまで結構ドキドキしてましたが、着くと予想以上に感動しました。
では、そんな赤沢宿をご紹介します。

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ここから結構な距離を走って行きます。そして森を縫うように走って着いた先は
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【赤沢宿:重要伝統的建造物保存地区】
赤沢宿は、山梨県南西部の早川町南部、南アルプスの南東端に位置し、富士川の支流である早川の更に支流、七面山に源をもつ春木川右岸の標高500~600メートルにかけての急斜面山腹に集落を形成している宿場町でした。
東に身延山(標高1148メートル)、春木川をはさんで西に七面山(標高1982メートル)など1000メートル級の山々に囲まれ、後述する身延山から七面山参拝へ向かう参拝ルートの中間に位置していました。
本来このような急斜面の地形の土地に集落が形成されることは少ないが、江戸期に参拝客の増加に伴い講中宿と呼ばれる宿泊施設や参拝に関連した生業が営まれたことによって、他に例を見ない集落形態を作ったのだそうです。

・・・凄いです!!

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風情どころか映画のセットにでも迷い込んだような集落でした。
まだ見所がありましたので、次回まで赤沢宿をご紹介したいと思います。


山梨観光 7 船津胎内樹型 [旅行]

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【世界文化遺産:船津胎内樹型】
1617年に長谷川角行が富士登拝した際、北麓に洞穴を発見し、浅間大神を祀りました。
富士講信者によって1673年には現在の船津胎内樹型が発見され、1892年には新たな「御胎内」として吉田胎内樹型が整備されました。
洞内には木花開耶姫命が祀られています。 

では、お参りしてその中に入ってみましょう。
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入って直ぐ
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狭!!!!!
180cmの僕には狭すぎます。更に母乃胎内まではスパイダーマンの体系になって進んでも無理。匍匐前進しないと無理。
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結局、奥までは進めませんでした。お金を払ったので何となく騙された感が残りましたけど、良い写真は取れたし世界文化遺産にも登録されたので、それは良しとしましょう。

※ちなみに、吉田胎内樹型の内部は一般公開されていません。

今回の旅行の日程に入っていた世界文化遺産の構成遺産として登録された場所は制覇しました。

河口湖
本栖湖
山中湖
西湖
精進湖
富士浅間神社
北口本宮冨士浅間神社
冨士御室浅間神社
船津胎内樹型

計9箇所、登録された構成遺産は合計25箇所なんで、残り16箇所も残っているのですが、それは次回までお預け。この時点で、まだ午前10時。何とハードな予定なんだろう(^^)
次回は、一気に山梨の赤沢宿へと向かいます。




山梨観光 4 世界文化遺産:御師住宅(旧外川家住宅) [旅行]

北口本宮冨士浅間神社から車で2~3分のところにある国の重要文化財でもある御師住宅があります。
他にも御師住宅は残っているらしいのですが、公開している住宅は次にご紹介する旧外川家住宅のみです。
又、この御師住宅の旧外川家住宅と小川家住宅は2013年に世界文化遺産の構成遺産として登録されました。

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【国重要文化財:御師住宅(旧外川家住宅)】
そもそも御師とは、富士講信者が登拝を行うのに当たり、宿や食事を提供するなど一切の世話をするとともに、日常は富士山信仰の布教活動と祈祷を行うことを業としていました。
御師屋敷の多くは短冊状をなし、表通りに面して導入路を設け、敷地を流れる水路の奥に住宅兼宿坊の建物が建てられています。
では、いよいよ中に・・・ と言いたいのですが、まだ開館前でした。ガーン・・・
中は撮影禁止だと自分に言い聞かせて、外観だけ何とか撮影しました。

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※ちなみにもう一軒の小佐野家住宅は非公開(富士吉田市歴史民俗博物館において模造復元住宅を見ることが出来るそうです)

次回は、河口湖付近にある神社をご紹介します。もちろんこちらも世界文化遺産に登録されました。




山梨観光 1 世界文化遺産:富士五湖  [旅行]

今回の山梨観光は、去年世界文化遺産に登録された構成遺産を巡る事と百名山でもある大菩薩嶺登山、それと山梨県内にある国宝重要文化財の建造物を廻る事。巡った場所は26箇所くらいでした。

ではでは。

今日はその世界文化遺産の構成遺産に登録された富士五湖を一気にご紹介します。

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【世界文化遺産:河口湖】

富士山は当初、世界自然遺産として登録を目指しましたが、ゴミの不法投棄などによる環境悪化や開発により本来の自然が保たれていないなどの理由で断念し、自然遺産から文化遺産にて世界遺産への登録を目指す方針に転換しました。
対象となった「構成資産」は山頂の信仰遺跡群や富士五湖などを含む25件。
正式名称は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」と決まったのです。
ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」が4月に富士山の世界遺産登録を勧告した際には、富士山から45キロ離れた「三保松原」を対象から除く条件付きの勧告となったそうですが、日本側の各国への説得が実り、最終的には富士山を駿河湾越しに臨む三保松原の文化的価値が認められ一括登録されました。

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【世界文化遺産:山中湖】
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【世界文化遺産:精進湖】
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【世界文化遺産:西湖】

「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」
静岡県と山梨県にまたがる日本最高峰の富士山は、古来富士信仰が育まれた霊峰であるとともに、葛飾北斎の富嶽三十六景などに代表される芸術上の主要な題材として、日本国内のみならず国際的にも大きな影響を及ぼした景観を形成しています。

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【世界文化遺産:本栖湖】

富士山だけが世界文化遺産に登録されたと思っている人も多いようですが、富士五湖もしっかり構成遺産として世界文化遺産に登録されています。
そう考えるとこの富士五湖の貴重さも判って頂けるかと(^^)

明日からはこの富士五湖周辺に点在する構成遺産をご紹介します。














川越観光 【蔵通り】 3 [旅行]

今日がラストの川越観光シリーズ。

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やはり川越と言えば蔵でしょう。しかも蔵と言えばこの重厚感のある扉かと・・・。

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最後に川越で思わず撮ったものをご紹介して終わりたいと思います。

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次回からはちょいと旅行、自社仏閣ネタをお休みして納涼したいと思います。



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川越観光 【蔵通り】 2 [旅行]

昨日の続きです。
川越の蔵通りで気になったものをご紹介します。

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ここのうなぎ屋さんにはビックリしました。
僕らがこの店の前を通り過ぎたとき、店内から家族が出て来ました。
何と、身体障害者だからって事で「そのような方の対応はしておりません」と入店を断られていた所でした。ビックリしました。川越でもかなり有名なうなぎ屋さんらしいのですがね・・・。



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まぁ、この風景は川越の代名詞になっていますよね。【時の鐘】

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まだまだ続きます。

















川越観光 【蔵通り】  [旅行]

川越といったら、やっぱり蔵通りでしょうね。
そんな蔵通りで見かけたものを一気にご紹介します。

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次回も続きをご紹介します。






真夏の超ハードな京都観光!! [旅行]

京都の旅も無事終わりました。
今回伺った名所は以下の通り。


【初日】

京都駅

東本願寺

東福寺

泉涌寺

伏見稲荷大社

宇治上神社

宇治神社

平等院

萬松院

萬福寺

宝塔寺

京都駅

自転車走行距離=35.6km
歩行距離=16.4km


【2日目】

ホテル

妙心寺

平野神社

北野天満宮

二条城

上賀茂神社

鞍馬寺

鞍馬山登山

貴船神社

圓通寺

修学院離宮

曼殊院門跡

永観堂禅林寺

南禅寺

知恩院

四条駅

京都駅

自転車走行距離=50.12km
歩行距離=14.8km

移動距離合計 116.12km
(※電車等の移動は含んでいません)

でした。
いやぁ、ハードでした。電動付自転車だったから良かったものの、これがノーマルだったら・・・・死んでました(^^)
詳細は少々遅くなりますが、そのうちご紹介します。



夏の小田原、足柄観光。 小田原城 [旅行]

小田原市内に戻って向かった先

小田原と言ったらやっぱり蒲鉾でしょ!!   ・・・違う!
小田原城でしょう。
いつもは時間潰しに西門から行っていましたが、今回は初の正面から入りました。
ここで意外な事が待っていました。


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小田原城の内堀でしょう。
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【国の史跡:小田原城址】

ここで予想外なモノが待っていました。


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何と紫陽花の群生です。
下調べで紫陽花祭りはこの撮影の前日まででした。鎌倉も近所の紫陽花ももう終わっていたので全く期待していなかったのですが、満開でした(^^)。
初めて見ました。この多くの株の紫陽花は!!
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いやぁ、感動です。
そして天守閣へと向かいました。
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【小田原城天守閣】日本百名城
この小田原城の最大の特徴は、当時の一大勢力豊臣軍に対抗するために作られた広大な外郭でしょう。
八幡山から海側に至るまで小田原の町全体を総延長約9キロメートルの土塁と空堀で取り囲んだものであり、後の豊臣大坂城の惣構を凌いでいたそうです。
1614年(慶長19年)、徳川家康は自ら数万の軍勢を率いてこの総構えを撤去させています。
地方の城郭にこのような大規模な総構えがあることを警戒していたという説も残っています。
ただ完全には撤去されず、現在も北西部を中心に遺構が残る。古地図にも存在が示されており、小田原城下と城外の境界であり続けた。明治初期における小田原町の境界も総構えでした。

当時の規模の面影はあまり残ってはいませんが、それでも十分に重厚感の残るお城でした。
次回はこのお城に鎮守する神社をご紹介します。

・・・と思ったら、そのデータがない!!!
二宮神社とかいう神社でした・・・。データが見つかり次第御紹介します(^^)


いやぁ、小田原も良き観光地です。電車で1時間もかからない場所なのでまた新たな場所を散策してみたいと思います。

次回からは、埼玉県の川越観光をご紹介します。
ではでは!!



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