鎌倉 あじさい紀行 ⑥ 東慶寺 [寺社仏閣]
東慶寺
東慶寺は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺院である。 山号は松岡山、寺号は東慶総持禅寺。
寺伝では開基は北条貞時、開山は覚山尼(かくさんに)と伝える。 現在は円覚寺末の男僧の寺であるが、開山以来明治に至るまで本山を持たない独立した尼寺で、室町時代後期には住持は御所様と呼ばれ、江戸時代には寺を松岡御所とも称した特殊な格式のある寺であった。
また江戸時代には群馬県の満徳寺と共に幕府寺社奉行も承認する縁切寺として知られ、女性の離婚に対する家庭裁判所の役割も果たしていたという由緒ある寺院さん。
【鐘楼】
【本堂】
明治時代の東慶寺には1634年(寛永11年)に千姫が寄進した仏殿が現在の菖蒲畑の奥の板碑のあたりに残っていたが、明治維新で寺領を失い修理も出来ずに荒れ果て、雨の日には「本堂の雨漏りがひどくて、傘をさしてお経を読んだ」という状態であった。 その仏殿は1907年(明治40年)に三溪園に移築されたが、西和夫は「おそらく仏殿は維持が難しかったのであろう」と推察されています。
そう言えば三溪園にありました。
こちらが旧東慶寺仏殿。 ※古い携帯で撮影した画像なのでご勘弁(^^;)
去年拝観しました。ってか、そう言えばその時の紹介が中途半端だったのを思い出しました。機会があればご紹介したいと思います。
この仏殿が本来はこの本堂の場所にあったのですね・・・。そう考えると感慨深いものがあります。
紫陽花もしっかり咲いていました。
一度来てみたかったと思っていた寺院さんだったので、紫陽花の時期に来て良かった(^^)。っただここは花菖蒲が有名なようです。来年は時期を早めて訪れたいと思います。
2014-07-12 00:00
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