夏の鎌倉紀行 ⑧ 源頼朝の墓 [寺社仏閣]

すっかり忘れていました。

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白旗神社の先に階段があり、その先に源頼朝の墓があります。

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5月に行った世界遺産【平泉】での義経の正室の墓や、明月院か何処かにあった頼朝の息子の墓などを見ても思うのですが、時の権力者の墓って意外と質素な感じなんだぁと・・・。
それこそ戦国時代になってからは、かなり大袈裟な霊廟なども造られていますけど、何か時の移り変わりを一番感じる事の出来る場所って気がします。

平泉の高館義経堂にあった石碑に刻まれていた芭蕉の句
【 夏草や 兵どもが 夢の跡 】
この墓の前で思わず口に出してしまいました。


次回は遂に瑞泉寺に行きます。

瑞泉寺は、鎌倉を世界文化遺産に推奨するに当たり、大変重要な文化財、史跡でもあります。
鎌倉が世界文化遺産に登録されない最大の理由は、【鎌倉幕府当時の文化財がほとんど残っていない事】。
鎌倉時代の「遺産」は高徳院の鎌倉大仏、そして次回ご紹介する瑞泉寺庭園、切通しなどわずかなものなのです。
その他の文化財のほとんどは室町時代以降に構築されたものか関東大震災以降に再建されたものばかりなのです。
しかも世界文化遺産に推奨するのに大きな影響力があるとされる【当時の国宝建造物】がひとつもないこと。

まぁ、それでも日本でも有数の観光地である鎌倉、年間観光客数はなんと2300万人。
東京などを除く単独の観光地としては京都に次ぐ観光客数なんです。凄い数です。
そう考えると、もう世界遺産に登録しなくてもイイ気もしますけど。。。

まぁ、余談はこれくらいにしてまた次回。





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