夏の京都 1 東本願寺   [寺社仏閣]

8月の夏休みに行った京都の旅をご紹介します。
もう秋になっちゃいましたけど、それはそれで良しと(^^)して下さい!!お正月にご紹介した寺社仏閣以外を中心にご紹介します。

ではでは。

最初に向かったのは、京都駅から程近い場所にある巨大な寺院【東本願寺】です。

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【阿弥陀堂門】
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東本願寺は京都府京都市下京区烏丸七条にある真宗大谷派の本山の通称で、正式名称は、「真宗本廟」になります。

大谷派の最高規範である『真宗大谷派宗憲』(以降、『宗憲』)には、「真宗本廟は、宗祖聖人の真影を安置する御影堂及び阿弥陀堂を中心とする聖域であって、本願寺とも称し、本派 の崇敬の中心、教法宣布の根本道場である」と規定される。
東本願寺(真宗本廟)は、包括宗教法人である「真宗大谷派」に包括される単位宗教法人(被包括宗教法人)ではなく、法人格を有していない[5]。大谷派が管理する礼拝施設等(伽藍)の総称であり、宗教法人法による寺院ではない。(宗教法人法による宗教法人の分類については、宗教法人#単位宗教法人と包括宗教法人を参照。)
(※Wikipediaより)
東本願寺は江戸時代に4度の火災に遭っており、その火災の多さから「火出し本願寺」と揶揄されていますが、東本願寺が火元となったのは、文政6年(1823年)11月15日の火災のみだそうです。
現存建造物の多くはどんどん焼けの後、明治期の再建だが、建築・障壁画等は当時の技術の粋を集める建造物ばかりで、建造物のほとんどが【国の登録有形文化財】に指定されています。

では、そんな建造物をご紹介します。

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【御影堂】
御影堂は、境内のほぼ中心に位置する和様の道場形式の堂宇です。屋根は瓦葺きの重層入母屋造。
外観が二重屋根であるため二層建築に見えますが、下部は裳階であり単層建築です。
建築規模は、間口76m・奥行き58mであり、建築面積において世界最大の木造建築物です。
現在の建物は、明治13年(1880年)に起工し、明治28年(1895年)に完成しました。平成16年(2004年)3月から平成21年(2008年)12月にかけて、大規模修復が行われました。総工費は約98億円です。
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堂内は、「内陣」・「外陣」・「参拝席」に分かれています。
内陣は横に7つの室に分かれていて、中央の間を「内陣本間」と呼ばれます。
「内陣本間」側から、左側の余間を「十字の間」・「九字の間」・「飛檐の間」と呼び、同じく右側の余間を「六軸の間」・「新六軸の間」・「御簾の間」と呼びます。
「内陣本間」の中央に須弥壇上を設け、その上に「御厨子」を置き「御真影」(宗祖親鸞の坐像)を安置しています。
かつては「大師堂」と呼ばれていました。
その由来は、明治9年(1876年)に明治天皇から親鸞に対して「見真大師」の大師諡号が贈られたためです。昭和56年(1981年)に「宗憲」が改正された際、「見真大師」号が削除され、同時に大師堂の呼称が取りやめられ、御影堂の呼称に復しました。
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そして、この隣にある阿弥陀堂と御影堂門は現在修復中なので端折ります。
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【御影堂門の装飾】
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【鐘楼】

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【菊の門】
個人的に、この門は好きな門なんです。他の寺院の門には少ない肌色を基調とした色彩がいい感じなんで(^^)
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【玄関門】

もし江戸時代に4回の大火に遭遇していなければ、建物のほとんどが国宝や重要文化財に指定され、東本願寺も世界文化遺産に登録されていたことでしょう。
そう思うと、非常に重要な寺院だと思えてきます!!

次回は、この東本願寺脇にあるレンタサイクル屋さんでお世話になり、東福寺へと向かいます。
東福寺は今回行きたかった寺院の中でもトップクラスの寺院なんで、詳しくご紹介します。


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