みちのく四大名刹廻廊と出羽三山を巡る旅。 37 羽黒山月山羽黒山湯殿山神社 4 [寺社仏閣]

前回の続き。羽黒山三山神社境内。

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地上2階、地下1階総床面積2,179平方メートル入母屋造り銅板一文字段葺、従来の直務所の機能に参拝者の受入施設、神職養成所機能さらに儀式殿をも附設多目的な出羽三山に相応しい立派な参集殿が昭和63年7月2日に見事完工したそうです。

次にご紹介するのが

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【国重要文化財:鐘楼と建治の大鐘】
切妻造りの萱葺き屋根で小さいが豪壮な感じでした。
最上家信の寄進で元和4年再建したそうです。
山内では国宝五重塔に次ぐ古い建物であり、鐘は建治元年の銘があり古鐘では東大寺・金剛峰寺に次いで古く且つ大きいものだそうです。
鐘の口径1.68m(5尺5寸5分)、唇の厚み22cm(7寸1分)、また鐘身の高さ2.05m(6尺7寸5分)、笠形の高さ13cm(4寸4分)、龍頭の高さ68cm(2尺2寸3分)あり、総高2.86m(9尺4寸2分)。
上帯の飛雲丈は頗る見事な手法で、よく当代の趣味を発揮し、池の間は、雲中飛行の天人や、池注連華を鋳現しているのは、羽黒の鐘にのみ見る所で、全く希有である。また天人の図は宇治鳳凰堂の藤原時代の鐘に見るほか、絶えてその例を見ないという。この鐘は文永・弘安の蒙古襲来の際、羽黒の龍神(九頭龍王)の働きによって、敵の艦船を全部海中に覆滅したので、鎌倉幕府は、羽黒山の霊威をいたく感じて、鎌倉から鐘大工を送り、羽黒で鐘を鋳て、羽黒山に奉ったのであるという。
でも僕が撮りたかったのは、その鐘の前にパフォーマンスしている女性(^^)。建物大きさがわかるでしょ!

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【霊祭殿】
出羽三山は往古より祖霊安鎮のお山とされ、深い信仰をあつめており、ご先祖の御霊を供養する風習が現在も盛んに行われている。単層入母屋千鳥破風五間社造りの本殿に次ぐ、荘厳な建物で昭和58年に再建されたものである。ここの見ものはやはり【横山大観】の弟子が書いた天井画でしょう。一見の価値はありますよ。天女が沢山龍のまわりを・・・・。

次が

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最後にご紹介するのが

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末社の数々。出羽三山には百一末社と称し、羽黒を始め月山、湯殿山の山嶺、または幽谷に多数の末社が散在しています。写真の末社は左奥から大雷神社、健角身神社、稲荷神社、大山祗神社、白山神社、思兼神社、八坂神社の合計7社。
これだけでも十分な価値だと思います。

いやぁ、本当にめちゃくちゃパワースポットって感じでした。
この規模の神社もそうはないかも知れないですね。素晴らしい!! 
次回は、ここから今回最後で最大の目的地へと向かいます。最後の目的地は僕がNHKの小さな旅で取り上げられていた寺院さんです。

今回の旅の締めくくりですので、乞うご期待!




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